ザ・ギース 高佐一慈 初のエッセイ集

「乗るつもりのなかった高速道路に乗って」を刊行

車は高速道路を爆走する。
インターで降りようにも、降りる恥ずかしさを考えると、このまま高速を進んでいった方がマシなように思う。
こうして僕は、周りの目を気にするがあまり、引くに引けなくなってしまうのだ──。

「こんなに笑えるエッセイは絶滅したと思っていました。自意識と想像力と狂気と気品。読んでいる間、幸せでした。」
ピース 又吉直樹さん、推薦!

誰にでも起こりうる日常の出来事から、誰ひとり気に留めないおかしみを拾い集める、ザ・ギース 高佐一慈の初のエッセイ集が待望の刊行になります。
『かなしみの向こう側』で小説家としてもデビューしたキングオブコント決勝常連の実力派芸人が、コロナ禍の2年半で手に入れた言葉のハープで奏でる、冷静と妄想のあいだの27篇です(単行本のための書き下ろし2篇と、あとがきを収録)。

BACK
TOPICS INDEX